Fairy Devices 株式会社は、「使う人の心を温かくする技術開発」を理念として、音声認識関連処理・自然言語処理関連技術をコアとしたクラウドサービス「mimi®」、音声入出力ハードウェアシリーズ「Fairy I/O®」を中心に事業を展開するベンチャー企業です。アカデミックな周辺環境のもと、サービスの開発と継続的改善に腰を据えて取り組んでいます。
本募集枠では、音声入出力ハードウェアシリーズ「Fairy I/O®」に含まれる新規ハードウェアの開発者を募集します。チームメンバーとしてゴールを共有し、共に楽しく仕事ができる仲間を求めています。皆様の応募をお待ちしています。
深層学習等の発展に伴い、音声認識関連技術は実用化段階に入りつつあり、実社会においても、スマートスピーカー等の登場を背景として、音声サービスは普及しつつあります。
当社は、音声対話システムのためのテクノロジースタック mimi® と、そのクラウド APIサービスの運営、及び mimi® に最適化された音声入出力ハードウェアシリーズである Fairy I/O® によって、音声ソリューションの新しい可能性を探索しています。本件募集職務においては、Fairy I/O® シリーズに含まれる新ハードウェアの開発を担っていただきます。
mimi Cloud API サービスでは、自社開発された音声処理専用のサーバープログラムやライブラリを利用して、パブリッククラウド上に大規模なAPIサービスを構築しています。Fairy I/O® は、mimi Cloud API サービスと連携し、ハードウェア層から一気通貫で、より優れた音声対話体験を実現するためのハードウェアシリーズです。その第一弾ハードウェアとして、16ch マイクロフォンを備えたオープンな業務用スマートスピーカーである Tumbler をリリースしました。Tumbler は Raspberry Pi Compute Module 3 を搭載した Linux ベースのスマートスピーカーであり、顧客は github 上で提供されている当社製音声処理ライブラリと組み合わせて利用することで、技術的制約の無い音声対話応用システムを迅速に開発することが可能となります。複数の当社パートナー企業が、Tumbler 上での業務用応用サービスの開発を行っています。
音声入出力ハードウェアとしてビジネスの現場で求められる形は、スマートスピーカー型以外にも様々な形があります。それらのニーズは、スマートフォンを含む既存のハードウェアでは実現することが難しいものです。当社は、それらの潜在的ニーズに対応するため、今後、Fairy I/O® シリーズ第二弾、第三弾を開発します。本職務は、それらのハードウェア開発プロジェクトを主導する職務です。これから作るべきハードウェアは、まだ世界にもほとんど見当たらない形であり、目指すスペックは Tumbler よりもずっと高いもので、簡単に実現できるようなものではありません。もちろん台湾 ODM ベンダーから有りモノを調達してきて済むようなものでもありません。国内・国外の設計協力会社、製造協力工場と緊密な連携を取った上で開発を進めていく必要があります。
Fairy I/O® シリーズは、最初から mimi Cloud API と組み合わせて利用されることが前提のハードウェアです。優れた音声UXの実現を目的とし、ハードウェア、ソフトウェア、通信、クラウド、それらすべてが連携して動作します。世界がまだ知らないハードウェアを実現すること、そして、それが mimi のソフトウェアスタックと連携して動作すること、この職務の醍醐味はこれらの点にあります。
開発の成果を積極的に社外発表していくことや、社内外のエンジニアと交流することも職務の一環です。チームメンバー全員でひとつのものを作り上げていくという協調性が求められます。
本募集職務は、ベンチャー企業における研究開発者として期限の中で実際的な成果が求められる厳しさのある職務ですが、同時に、自社サービスの改善に、腰を据えてじっくりと取り組むことのできる面も維持しています。
ご関心を持たれた方は、是非ご応募ください。一同心よりお待ちしています。
エントリーフォームより、以下の書類をPDF(単一、複数どちらでも可)で添付してご送付ください。
合否に関わらず、約10営業日以内に結果をメールで通知します。
面接回数は1回(代表取締役および技術担当者)を予定しています。
合否に関わらず、約10営業日以内に結果をメールで通知します。
採用内定の方に、内定通知書にて採用条件を提示します。