ツールバーの工具アイコンをクリックすることで設定ダイアログを開きます。さらに、左列から「恒星」を選択すると、恒星に関する設定ペインが開きます。
恒星の表示モードには、写真シミュレーションモードと実視モードの2つのモードがあります。標準モードでの起動時にはデフォルトで写真シミュレーションモードが選択されており、軽量モードでの起動時にはデフォルトで実視モードが選択されています。
実視モード
星図に記録された等級を正確に再現し、実際に見え得る星空を、ありのままに再現するモードです。表示される下限等級*1を設定することができます。2〜3等級を設定すると、東京の空で実際に見える星空とほぼ一致するようです。
また、天の川背景写真・星雲星団写真なども、実視等級に合わせて、大幅に暗く表示されます。
こちらが、軽量モード起動時のデフォルト設定ですが、軽量に動作させたい場合以外にも、実際の星空と一致させたい場合や、天体の検索のみに利用する場合などにも有効です。
写真シミュレーションモード
星空の写真を撮影する過程を計算でシミュレーションし、写真で撮ったような星空を表示します。表示される下限等級を設定することはできません*2が、表示される恒星量を1.0〜2.0の範囲のパラメーター*3で設定することができます。デフォルトでは、1.4が設定されています。数字が大きいほどたくさんの星がより明るく表示されます。数値を変更した場合は「再計算」ボタンを押して変更結果を反映してください。再計算には時間がかかる場合があります。
また、天の川背景写真・星雲星団写真なども、ほぼ減光無しで表示されます。こちらが、通常モード起動時のデフォルト設定です。
起動初期状態では、恒星名・バイエルコードは表示されていません。「表示設定」より「恒星名を表示する」「バイエルコードを表示する」にそれぞれチェックすると、恒星の慣用名とバイエルコードが主画面に重ねて表示されます。

恒星名・バイエルコードをを重ねて表示した画面
起動初期状態では画面に何も表示されていません。恒星名・バイエルコードはそれぞれ独立に表示させることができます。
恒星名・バイエルコードのオーバーレイ表示色は、起動初期状態で緑系の色が指定されています。これは、下図のように設定画面のカラーウェルをクリックする事で自由に指定し直すことができます。
カラーウェルをクリックして色指定ダイアログを出す
色指定ダイアログでは、色スペクトルをクリックするか、赤緑青の数字をそれぞれ0-255の範囲で入力することで、色を指定することができます。
星図の読み込み量を制限してメモリを節約する設定を行うことができます。最大で80MB程度のメモリを節約することができますが、この項目は高度な設定となりますので、知識のある方以外は設定を変更しない事を推奨します。
軽量モードでは、最大限のメモリ節約が設定されています。通常モードでは省メモリ設定は行われていません。

省メモリ設定
省メモリ設定部分。知識のある方以外は設定を変更しない事を推奨します。
読み込み下限等級を指定すると、必要メモリ容量が、バーグラフとして下に表示されます。「設定」ボタンをクリックすると、読み込み下限等級が記録されるので、STELLARWINDOWを再起動して、省メモリ設定を有効にしてください。
現在、読み込み下限等級は、数字を小さくする方向にしか設定できません。数字を大きくする場合は、「読み込み下限等級より暗い星を読み込まない」チェックボックスを外して再起動し、一旦設定をクリアする必要があります。この制限は既知の不具合となっております。この項目に関連して、起動時エラーなどが発生する場合は、製品情報データベースの当該項目をご覧の上、ご対応下さい。
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*1 表示下限等級の設定
画面に表示する最も暗い星の等級を設定する事ができます。等級は小さいほど明るい星になります。デフォルトで7.0等級が設定されており、7.0等級より暗い(7.0より数字が大きい)恒星は表示していません。東京の空で実際に見える星空と一致させるためには、さらに小さい数字を設定する必要があるでしょう。
*2 写真シミュレーションモードでの表示下限等級
直接の設定項目はありませんが、設定を組み合わせる事で実現可能です。本項記載の省メモリ設定を有効にし、一定の等級より暗い星を読み込まない状態にした上、写真シミュレーションモードで表示させれば、省メモリ設定での下限等級が、写真シミュレーション計算時の表示下限等級となります。 この方法を用いる事で、メモリが足りない場合や、パソコンのスペックが低い場合にも写真シミュレーションモードを有効にできるだけでなく、標準の写真シミュレーション計算が気に入らない場合に、計算の度合いをカスタマイズする目的でも利用可能です。
*3 表示恒星量パラメーター
表示される恒星量のパラメーターは、写真撮影における露光時間と同じ傾向を持つパラメーターです。しかしながら、STELLARWINDOWの写真シミュレーション計算では、明るすぎる星は頭打ちさせるなど、実際の写真撮影における光学とは異なる処理を行っているため、厳密に露光時間に比例したパラメーターではありません。
*4 オーバーレイ表示
主画面に重ねて(Overlay)表示するという意味です。
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