STELLARWINDOWユーザーガイド 目次付記 通常モードと軽量モードの詳細


STELLARWINDOWの起動モードである、通常モード軽量モードの違い、意味、それぞれの詳細について解説します。

起動モードが2つ用意されている理由

STELLARWINDOWには、2つの大きな柱、開発目標があります。それは、
  • センサーを使った「星の窓」を実現し、正確な星図に正確な情報を付与したい。
  • 正確な情報だけでなく、使う人が感動できるような*1美しい星空を表示したい。
この2つの目標は、パソコンの性能が十分に高ければ両立できるものです。この2つの目標を両立させた起動モードが通常モードです。単に「StellarWindow v1.0」を選択して起動した場合は、通常モードで起動します。
 しかし、現実には、以下のような状況や要望があります。
  • パソコンの性能が十分に高くない(UMPC、スマートフォンなどの超小型PCを利用したい)
  • センサーを使った導入支援や直感的な星空のナビゲーション"だけ"を行いたい
これらの状況や要望を満たすために作成された起動モードが「軽量モード」です。つまり、軽量モードは、STELLARWINDOWの利用目的を、センサーを使った星空のナビゲーションのみに特化し、星空の美しさや、写真の精密さを求めない代わりに、幅広いパソコンで十分軽快に利用できるようにした起動モードなのです。冒頭の2つの目標で言い換えれば、前者の目標に特化した起動モードであると言えます。
 実際に、2つの起動モードで、パソコンの要求性能がどの程度異なるかは、STELLARWINDOWのWebページ内「詳細機能一覧」の必要システム構成をご覧ください。

2つの起動モードの関係

 2つの起動モードの間には、見た目上、大きな差がありますが、実は、異なる動作設定を元に起動しているだけに過ぎません 。従って、軽量モードで起動しても、通常モードと同等の設定にすることができますし、逆に通常モードで起動しても、軽量モードと同等の設定にすることができます。
 つまり、それぞれの起動モードは、単なる設定のプリセットです。
 2つの起動モードが最初から用意されている理由は、パソコンの性能次第で通常モードでは起動することすらできない場合があるためであり、また、いちいち設定を変更して再起動するのが面倒であるためです。さらには、初めてSTELLARWINDOWを触る方が、どの設定項目を変更したらより軽量になるのかわからないためでもあります。
 以上の内容を図示したのが下の図です。


通常モードと軽量モードの関係
通常モードと軽量モードは、単なる設定のプリセットです。設定を変更することで、STELLARWINDOWの表示品質とパソコンの性能とバランスを取って、利用者それぞれの最適な動作状態を作り出すことができます。
言い換えると、図の横軸、動作優先と品質優先は、冒頭の2つの目標それぞれに対応していると言えます。

2つの起動モード初期状態での設定の違い一覧

どちらの起動モードも単なる設定のプリセットであり、お互い行ったりきたりできるという意味で可逆的であることは、前項で述べた通りですが、本項では、それぞれの起動モードで起動した初期状態で、どのような設定の違いがあるのかを一覧します。違いの無い設定項目については省略しています。
 下表に列挙した項目が、パソコンの性能に大きく依存する部分となります。より適切な動作設定を見出す上で参考にして下さい。

表 通常モードと軽量モードの設定の違い一覧表
設定が異なる部分のみを一覧にした表です。設定が同じ部分は省略しています。ここに列挙した設定項目がパソコンの性能に大きく依存する部分となります。各設定値の意味については表内リンク先を参照して下さい。
  通常モード 軽量モード
恒星表示モード 写真シミュレーションモード 実視モード
恒星省メモリ設定 無効 有効(読み込み下限9.6等星まで)
惑星高解像度写真の遅延ロード 有効 無効
星雲高解像度写真の遅延ロード 有効 無効
人工衛星表示設定
*差は大きくありません
人工衛星を表示する
人工衛星の立体モデルを表示する
人工衛星を表示しない
流れ星
*差は大きくありません
表示する 表示しない
天の川 天の川背景写真を表示する 天の川背景写真を読み込まない
*1 これは当社の企業理念です
「人の心を温かくする一助となる技術、サービス、ソフトウェア及び機械装置の研究開発、製造販売」というのが当社の定款上の事業目的であり、企業理念となっています。
内部リンク[会社概要]
 
Copyright 2007 © Fairy Devices Inc. All rights reserved.  日本語  English