ツールバーの工具アイコンをクリックすることで設定ダイアログを開きます。さらに、左列から「人工衛星」を選択すると、人工衛星に関する設定ペインが開きます。
人工衛星の表示
初期起動状態では、「人工衛星を表示する」「人工衛星の立体モデルを表示する」にチェックが入っています。人工衛星は予測された等級*1に応じて、基本的には点像として描画されます。
「人工衛星をアイコン表示する」がチェックされると、等級に応じた点像の代わりにアイコン*2が表示されます。 「人工衛星の立体モデルを表示する」にチェックが入っている場合、現在、国際宇宙ステーション(ISS)とハッブル宇宙望遠鏡(HST)については、立体モデルが表示されます。立体モデルは、太陽方向から平行光線で照光されています。地球の影に入っている場合は、暗く表示されます。

人工衛星の表示設定画面
ツールバーの工具アイコンをクリックして、さらに左列から「人工衛星」を選択すると表示されます。他の設定項目と同様、オーバーレイ表示色をカスタマイズすることができます。

人工衛星名と時速・高度をオーバーレイ表示した画面
人工衛星名と時速・高度をオーバーレイ表示して、人工衛星を選択した画面。低軌道の人工衛星は、2時間前後で地球を一周してしまうため、画面内でも高速に移動している様子を見る事ができます。
軌道要素*3の更新
人工衛星の軌道要素は、ほぼ1週間毎に更新されています。軌道要素が古くなると、軌道計算の結果が大幅に不正確になります。人工衛星の正確な位置を予測するためには、軌道要素を最新のものに更新する必要があります。 軌道要素更新ボタンをクリックすると、自動的に軌道要素更新処理が開始され、自動的に人工衛星の軌道計算結果に適用されます。 軌道要素の更新を行う場合は、インターネットに接続されている必要があります。

軌道要素更新画面
軌道要素更新状態が、プログレスバーの上部に記載されています。更新中はプログレスバーに更新進捗状況が反映されます。
軌道要素の保存場所と応用解説(上級者向け)
軌道要素は、Two Line Elements(TLE)フォーマット*4を採用しています。軌道要素を保存したファイルは、標準インストールの場合、以下の場所に保存されています。
C:\Program Files\Fairy Devices\StellarWindow v1.0\Catalogs\tles\visual.txt
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これは単なるテキストファイルですのでメモ帳で編集することもできます。しかし、フォーマットを間違うとSTELLARWINDOWを起動できなくなるため、手での編集は避けてください。
このファイルに、TLEフォーマットで人工衛星の軌道要素を追加すると、追加した人工衛星をSTELLARWINDOWで軌道計算・表示させることができるようになります。ご自分で人工衛星を打ち上げている方などで、STELLARWINDOW上でも表示させたい場合はご利用下さい*5。
このファイルを書き換えた場合、軌道要素更新ボタンをクリックすると、変更内容は上書きされ消えてしまいますのでご注意ください。
また、サポートされている人工衛星の軌道要素数は約100個です。それ以上でも表示できる場合もありますが、一定数を超えるとSTELLARWINDOWを起動できなくなりますのでご注意下さい。
軌道要素の更新URL
最新の軌道要素は、Celestrak(http://celestrak.com/NORAD/elements/)から*6ダウンロードしています。このダウンロードURLは、標準インストールで、以下のテキストファイルに記載されています。
C:\Program Files\Fairy Devices\StellarWindow v1.0\Catalogs\tles\url.txt
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こちらのファイルは、複数行記入されてもご利用できないのでご注意ください。このURLを変更すると、別の場所からTLEファイルを取得する事ができるようになりますが、正常動作は保証できません。
TLEファイルの異常でSTELLARWINDOWが起動できなくなった場合は、インストールCDからデフォルトのTLEファイルをコピーするか、Celestrak より最新の軌道要素を手でダウンロードして差し替えて復旧してください。詳細はトラブルシューティングをご覧下さい。
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*1 人工衛星の予測等級
人工衛星は半径一定の球体であると仮定して、視点と太陽と人工衛星の位置関係によって等級を予測していますが参考値です。また、地球の影に入っているかどうかを判定し、地球の影に入っている場合は、そのように表示します。
*2 人工衛星のアイコン表示

人工衛星の等級に応じた点像が表示される部分に、点像の代わりに上図のようなアイコンが表示されます。上図では、人工衛星名と高度・時速を重ねて表示しています。
*3 人工衛星の軌道要素
人工衛星の軌道を表す複数の数値の組。人工衛星の軌道は、地球重力の影響だけでなく、その他の色々な影響を受けるため、頻繁に更新されます。
解説 [ ウィキペディア ]
*4 TLEフォーマット
人工衛星の軌道要素を表現する標準的フォーマット。
解説 [ NASA ]
*5 ご自分で人工衛星を打ち上げている方にお願い
ご自分の人工衛星の立体モデルデータをお持ちの方がいらっしゃいましたら、STELLARWINDOW上で表示できれば幸いです。データの提供をぜひご検討下さい。
*6 Celestrak その他のTLEセット
STELLARWINDOWでは、Celestrak の 100 or so brightest(最も明るい衛星約100個)という軌道要素リストを利用していますが、Celestrak には、他にも、Last 30 Days' Launches(最近1ヶ月に打ち上げられた衛星)、International Space Station(国際宇宙ステーション)、FENGYUN 1C Debris(風雲1号C破壊実験によるスペースデブリ)を始め、多くのリストがあります。
外部リンク [ Celestrak ]
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