付属6軸センサー
USB接続の付属6軸センサー *1が、どの方向を向いているか、正確に検知します。「星の窓」を構成する必須要素の一つであり、ステラウィンドウがモバイルプラネタリウムとして機能するための本質的なハードウェアです。
*1 6軸の意味:
加速度x,y,z軸、地磁気x,y,z軸です。回転加速度計、ジャイロセンサーは持っていません。
センサーの精度
センサーから、角度分解能0.1度、方角分解能0.1度の計測値を、1秒間に約20回取得し、適切な統計処理アルゴリズムを通して、ステラウィンドウでは、角度分解能1度*1、方角分解能1度*1で表示しています。
*1 精度保証範囲ではありません:
分解能は、あくまでも統計的に妥当と推測される値であり、絶対的な正確性を保証する値ではありません。
偏角補正
方位磁石が指す北(磁北)と、地球の真北は、少しズレています。このズレを偏角と呼びます。ステラウィンドウでは、偏角値を設定して偏角を補正する事ができます。
キャリブレーション
センサーの周囲に双眼鏡やスピーカー・テレビ等の磁力源がある場合、地磁気が乱されて、測定値が少しズレてしまいます。 このような場合は、キャリブレーションという簡単な操作を行う事で、周辺磁界の影響をキャンセルして、正しい方位を得る事ができるようになります。
付属USB延長ケーブル
本製品には、約1mのUSB延長ケーブルが同梱されています。この延長ケーブルを利用してセンサーを延長すれば、センサーを手に持ち、指し棒のように使って、センサーを向けた方向の星空をステラウィンドウに表示させることができるようになります。天体観測のお供にいかがですか?
センサーをどのように空に向けるか(アラインメント)は、全通り設定することができますから、センサーを手に持ったり、タブレットPCに繋いだり、双眼鏡に取り付けたり、応用範囲は広がります。
大画面テレビや、液晶プロジェクターなどにつないで、画面を大きく投影すれば、まさに、気分はプライベート・プラネタリウムです。
太陽と月と天の川
視野角 *1 約50度で表示したステラウィンドウの星空です。ステラウィンドウでは、最大視野角100度まで表示可能です。
恒星は約260万個収録しており、天の川は数百枚の写真を繋ぎ合わせて表示しています。
画面右下に表示されている青色の天球儀に、現在の視野角の大きさと視野の位置が黄色の四角形で表示されています。
私達が星空に魅力を感じる事があるとすればそれは、星の名前や星座の形を知ることよりむしろ、圧倒的な星空の美しさによるのではないでしょうか。私達の考える「星の窓」は、街の灯りと空気の汚れを貫いて、その先に確かに存在する美しい星空を見通す事ができる「窓」です。このコンセプトをできる限り実現するために、世界中から手に入る限りの最高の写真たちを集めました。
*1 視野角: 画面に表示されている空の範囲を視点からの角度で表したもの。視野角が大きい方が、より広い範囲を見ている事になります。
天文情報を重ねて表示(1)
視野角約50度の星空に、「恒星名」「惑星名」「星座線」「星座名」「星雲・星団名」を重ねて表示した画面です。 本物の夜空に重ねて情報が表示できたら良いのにな、そんな想いから作られた仕組みです。
収録恒星名の一例
- アルフェラツポ 由来: 馬側面(アラビア語)
- カフ 由来: 手(アラビア語)
- アルゲニブ 由来: 脇腹(アラビア語)
- アンカ 由来: フェニックス(アラビア語)
- ディフダ 由来: カエル(アラビア語)
- ヴァン・マーネン 由来: 天文学者名に由来
- ミラク 由来: 帯(アラビア語)
- アディル 由来: 衣服の裾(アラビア語)
- ルクバー 由来: ひざ(アラビア語)
- アカーナー 由来: 河の果て(アラビア語)
- バテン・カイト 由来: 鯨の腹
- メタラ(モサラ) 由来: 三角形
- メルサチム 由来: 大臣
- シェラタン 由来: 信号(アラビア語)
- アルリシャ 由来: 結び目
- アルマク 由来: 山猫(アラビア語)
- ハマル 由来: 羊の頭(アラビア語)
- ミラ 由来: 不思議なもの(ラテン語)
- アザー 由来: ダチョウの巣(アラビア語)
- アカマル 由来: 河の果て(アラビア語)
- メンカル 由来: 鼻先(アラビア語)
- アルゴル 由来: 悪魔(アラビア語)
天文情報を重ねて表示(2)
視野角約50度の星空に、さらに、「人工衛星」と「星座絵」を重ねて表示した画面です。 星座絵は、全88星座を全て収録しています。人工衛星は、国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡など、肉眼でも観測可能な明るい人工衛星を約100個収録しています。
南半球の空も
南十字星付近の星空です。南半球の星空も簡単に見る事ができます。
オーストラリアにご旅行の際は、ぜひステラウィンドウも一緒にお持ち下さい。星の窓、モバイルプラネタリウムの本領を発揮させていただき、南半球でしか見えない星座・星空を存分に堪能する手助けをさせていただきます。
写真とコンピュータグラフィックスの自然な重ね合わせ
プレアデス星団付近の拡大画面です。この付近を撮影したハッブル宇宙望遠鏡の写真と、星図データに基づく星の位置を一致 *1 させています。
コンピューターグラフィクスで描いた星々は、空気の揺らぎの影響を再現して瞬きます。高精細の写真と、瞬く星々を重ねて、写真であって写真ではない、リアルかつ美しい星空を描き出します。 最高の写真に、コンピューターグラフィクスのスパイスを重ねて、見飽きない星空を提供いたします。
*1 写真とCGの一致について:
拡大率によっては、星図データが位置を決定できる程多くない場合があるため、遠く小さい星雲・星団・銀河については必ずしも一致していないものもあります。
アンドロメダ星雲とM110
アンドロメダ星雲付近の拡大画面です。アンドロメダ星雲は比較的大きく明るい星雲なので、実際の夜空に、肉眼でも確認することができます。 ステラウィンドウは「星の窓」ですから、拡大できて当然ですが、これを大画面で見たときの迫力は、ちょっとしたプラネタリウムを凌駕するほどです。
あなたのプライベート・プラネタリウムは空に貼り付けられた星のアルバムとしても役立つこと請け合いです。
拡大写真は、現段階で、ほぼ全てのメシエ天体*2 を含む約200天体が収録されており、随時無償アップデートにて追加分を提供予定です。
*2 メシエ天体:
フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した星雲・星団・銀河等のカタログに載っている天体のこと。
球状星団M15
M15付近の拡大画面です。視野角9分*1 程度まで高拡大しています。拡大率は自由自在なので、「双眼鏡で見た感じの視野」を再現することも可能です。
*1 角度の分:
60分の1度=0.017度 の事。視野角9分なので、画面の幅は約0.15度の空の範囲に対応していることになり、非常に狭い範囲を画面に表示していることになる。
M51 子持ち銀河
M51 子持ち銀河付近の拡大画面です。視野角8分*1 程度まで拡大しています。
*1 角度の分:
60分の1度=0.017度 の事。視野角8分なので、画面の幅は約0.13度の空の範囲に対応していることになり、非常に狭い範囲を画面に表示していることになる。
オリオン座大星雲
オリオン座大星雲付近の拡大画面です。複数の写真を合成して1枚の大きな写真とした後、コンピューターグラフィクスと合成しています。
太陽系の惑星たち
太陽系内の惑星と、その主な衛星は、宇宙探査機が撮影した高精細画像を表面に貼り付けた立体モデル *1 として再現しています。
全ての惑星で、正しい満ち欠けを再現しており、土星と天王星のリングはその透明度を再現 *2 しています。
*1 衛星の立体モデルの限定:
現時点で、全て回転楕円体としてモデリングしており、小さな衛星の形は再現されていません。
*2 影の不再現:
現時点で、主星によるリングへの影については、再現されていません。
木星
木星を中程度拡大した画面です。解像度には余裕があるため、さらに拡大すれば、より細かい模様を見る事ができます。
天王星
天王星を中程度拡大した画面です。第一衛星のアリエルを画面左端に見つけることができます。
イオ
木星の第一衛星「イオ」の拡大画面です。惑星と同様に、宇宙探査機が撮影した画像を繋ぎ合わせて表示しています。 ステラウィンドウには、地球の月の他に、以下の衛星が画像付きで収録されています。
火星
木星
- イオ(第一衛星)
- エウロパ(第二衛星)
- ガニメデ(第三衛星)
- カリスト(第四衛星)
土星
- ミマス(第一衛星)
- エンケラドゥス(第二衛星)
- テティス(第三衛星)
- ディオネ(第四衛星)
- レア(第五衛星)
…以下省略
天王星
- アリエル(第一衛星)
- ウンブリエル(第二衛星)
- チタニア(第三衛星)
- オベロン(第四衛星)
- ミランダ(第五衛星)
月
月の中程度拡大画面です。解像度には余裕があるため、さらに拡大すれば、より細かいクレーターの様子を見ることができます。満ち欠けも正確に再現しています。
月の美しさにはこだわっています。実際に、月を見るためだけのプライベート・プラネタリウムとして利用されている方もいらっしゃるくらいです。今後の無償アップデートでも月の描画ルーチンはさらに改善されていくでしょう。
ちなみに、日食や月食も、適宜再現されます。こればっかりは、ホンモノの迫力には、全く敵いませんが。
人工衛星の軌道計算
国際宇宙ステーションの拡大画面です。
ステラウィンドウには、約100個の明るい人工衛星のリストが収録されており、リアルタイムで軌道計算 *1 を行って、その位置を表示します。 人工衛星の明るさ(等級)の予測計算 *2も行いますので、人工衛星を実際に観測する際にも役立ちます。 人工衛星のリストは、インターネットからいつでも更新することができます。
国際宇宙ステーションと、ハッブル宇宙望遠鏡は、この画面のように、拡大した際の立体モデルが用意されています。
*1 低軌道衛星のみ:
軌道計算はSGP4法によるため、低軌道衛星のみ表示できます。
*2 計算精度:
正確な計算は難しく、±2等級前後の参考値となります。
収録人工衛星の一例
- ISS(ZARYA)
- EGP (AJISAI)
- HST
- AQUA
- ADEOS-2
- H-2A R/B
- SUZAKU (ASTRO-EII)
- ALOS (DAICHI)
- AKARI (ASTRO-F)
応用例 「星の窓」
タブレットPC *1 に付属センサーを接続すれば、画面を向けた方向の星空を写す「星の窓」になります。視野角と、視点から画面までの距離を調整すれば、画面の星と実際の夜空をピッタリ一致させることができます。 これが、ステラ(Stellar:星の)ウィンドウ(Window:窓)という製品名の由来になっており、私達開発者が実現したかった「コンセプト」であり、モバイル・プラネタリウムと呼ばれる所以です。
*1 タブレットPCは本製品には付属しません:
タブレットPCは本製品には付属しません。本製品の同梱物については特商法表示をご覧ください。
応用例 「双眼鏡導入支援」
付属センサーをUSB延長ケーブル *1で延長し、双眼鏡 *2 に取り付ければ *3 双眼鏡で天体観測する際に、探したい天体がどこにあるかを簡単に見つけ出す事ができます。
目的の天体までの残り角度を合成音声で読み上げる、簡易音声ナビゲーション機能を使えば、ステラウィンドウの画面を見なくても、音声ナビを聞くだけで、双眼鏡を覗いたまま、目的の天体を双眼鏡の視野内に導入することができるので、双眼鏡を使った天体観測に最適です。
…これはかなり楽しいですよ?
*1 延長ケーブルの長さ:
同梱のUSB延長ケーブルの長さは約1mです。センサーを手持ちする場合には有効ですが、双眼鏡にセンサーを取り付ける場合には、十分に長い延長ケーブルを別途お買い求め頂いた方が便利です。
*2 双眼鏡は本製品には付属しません:
双眼鏡は本製品には付属しません。本製品の同梱物については特商法表示をご覧ください。
*3 取り付け方法について:
写真は開発機であり取付具は付属しません。また現在販売しておりません。付属センサーの穴を利用するなどして、取り付け方法をお客様で工夫していただく必要があります。
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