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mimi® ASR の多言語対応及び翻訳機能の提供について mimi® ASR powered by NICT

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 フェアリーデバイセズ株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役:藤野真人、以下「当社」)は、共創的なホワイトボックス技術スタック「Fairy Cognitive Technology Open Stack」に含まれる音声認識機能コンポーネントである「mimi® ASR」の機能を拡張し、多言語の認識及び翻訳機能を提供することを発表いたします。


1.背景と概要


 労働生産人口の減少や、働き方改革の進行に伴って、ICT技術をより深く活用した業務効率の改善や、労働生産性の向上が求められています。
 当社は、音声技術を適用することで、これら業務現場の課題の解決を支援することを目指し、今般、共創的な音声技術のホワイトボックス技術スタックである「Fairy Cognitive Technology Open Stack」(Fairy CTOS)を発表いたしました。


 Fairy CTOS には、ソフトウェア製品シリーズである「mimi®」と、ハードウェア製品シリーズである「Fairy I/O™」、及びパートナー技術が含まれ、実業務現場に音声技術を適用するために必要な、ほぼ全ての要素技術がハードウェアを含む形で提供されています。これにより、当社のお客様は、簡便かつ迅速に、実際の業務現場に音声技術を適用することが可能となりました。


 近年、訪日外国人観光客数の急激な増加に伴い、外国語による窓口対応や接客業務の重要性が増大し、各現場では、多言語対応が可能な人員の確保や同時通訳者の確保が課題となっています。  当社は、この課題の解決を支援することを目指し、Fairy CTOS の対応言語範囲を拡張することを発表いたします。


2. 本機能拡張の内容


 当社は、Fairy CTOS に含まれる音声認識機能コンポーネントである「mimi® ASR」の機能を拡張し、10ヶ国語[1] の音声認識及び翻訳機能を、2017年12月より順次提供開始いたします。本機能拡張は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)にて研究開発された知的財産の実施契約に基づきます。
 これにより、多言語対応が必要な業務現場を自動音声翻訳により支援することや、多言語化された音声対話システムによる定型的な業務の自動化・省力化を実現することが可能となります。


 本機能拡張は、「mimi® ASR」に入念に統合されており、「mimi® XFE」等の他のコンポーネント容易に組み合わせて利用することが可能です。さらに、先般発表したオープンなスマートスピーカープラットフォームである「Fairy I/O™ Tumbler」と組み合わせて利用することで、自動音声翻訳や多言語音声入力に対応した先進的なシステムをスピーディーに構築し、実際の業務現場にて実証実験を行うことが可能となります。


 本機能拡張について、当社代表取締役の藤野真人は、以下のようにコメントしています。


「最新の音声技術を、実際の業務現場に適用していく道具立てが整ってきています。実環境における音声認識や機械翻訳の性能は、未だ完璧とは言い難いかもしれませんが、適切な応用・運用を行うことで、今、実際に困っている現場の改善や、困っている人の具体的な手助けになることを確信しています。」


「また、本機能拡張は、公的研究機関の研究開発成果の社会還元という側面があります。当社は、そのひとつの媒介者として、多くのお客様に使いやすい形でのサービス提供を目指します。」

以上



「Fairy I/O™について

 「Fairy I/O™」シリーズは、「mimi®」の開発と運用で培われた知見を基に開発された、音声対話システムを構築する上で最適なホワイトレーベルハードウェア製品シリーズです。その第一弾として、先進的なスマートスピーカーに求められる機能を備えたタンブラー型マルチマイクハードウェア「Fairy I/O™ Tumbler」を企業向けに販売しています。これにより、お客様ブランドでのスマートスピーカー商品の開発や、スマートスピーカーを応用した先進的なソリューションの開発を行うことができます。


「mimi®」 について

 高度な音声対話システムを構築するための疎結合なソフトウェアスタックです。マイクアレイ・フロントエンド処理機能を担う「mimi® XFE」、音声認識機能を担う「mimi® ASR」、話者識別機能を担う「mimi® SRS」、環境音識別機能を担う「mimi® ESR」等のコンポーネントからなり、ローカル側に搭載可能なライブラリ、もしくはクラウドAPIの形で提供されています。

 「mimi®」搭載製品は、累計180万台に達し、それらからのAPIアクセスは、全て弊社クラウドシステムによって処理されています。

 

フェアリーデバイセズ株式会社について

 フェアリーデバイセズ株式会社は、「使う人の心を暖かくする一助となる技術開発」をコーポレート・アイデンティティとして掲げ、音声信号処理、音/音声認識と関連する機械学習諸分野の応用研究開発、及び対話システム・UXデザインの設計と評価に強みを持ちます。

 これらの分野における、共同研究開発・コンサルティング事業、ライセンス事業、及びクラウドAPIサービスである「mimi®」のサービス提供事業、「mimi®」に最適化された音声入出力ハードウェア製品シリーズである「Fairy I/O™」システム提供事業を主要事業としています。


商標について

 記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


関連情報

フェアリーデバイセズ株式会社 http://www.fairydevices.jp


本プレスリリースに関するお問い合わせ先

フェアリーデバイセズ株式会社 問い合わせ窓口 

電子メール contact@fairydevices.jp



[1]日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ミャンマー語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語

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